キセルガイって何?山に潜むキセル達

※本サイトはアフィリエイト広告を使用しています
カタツムリ(陸産貝類)

突然ですが皆さんはキセルガイを知っていますか?
キセルガイと聞いて

「あー知っているよ」「キセルの形をした〇〇〇〇〇でしょ」

という人がいればそこそこ生き物に精通している人かもしれません
または貝がお好きな方かもしれません

キセルガイは?

そんな「キセルガイ」ですがこれです!!

見たことありますか?
そう、キセルガイとはカタツムリのことです
皆さんが想像していたカタツムリは平たいカタツムリを想像していませんでしたか?

キセルガイは日本中いや世界中に様々な種類が生息しています
キセルガイを含むカタツムリは様々な環境に適応してそれぞれの山で独自の進化をしていきます
なぜカタツムリがそれぞれの地区で独自の進化を遂げるかというと、皆さんご存じの通りノロノロ歩いていて移動能力に欠けるからです
移動能力が欠けているとその山でドンドン交配が進み、独自の進化を遂げていきます
これがカタツムリの特徴の一つです

写真はオオギセルと呼ばれるキセルガイで世界最大のキセルガイです
とても大きなキセルガイのため他のキセルガイを圧倒するような迫力があります!

とにかくデカいです
見たことがある方なら分かると思いますが、他のカタツムリ(陸産貝類)を圧倒する大きさです!

キセルガイの語源はキセル?

最近はほとんど目にしませんね
キセルは、刻んだたばこ葉を火皿に詰めて吸う伝統的な日本の喫煙具で、紙巻たばこが普及する前、日本ではキセルが主流の喫煙方法でした
喫煙具を見てから実際に貝を見てみるとまさにキセルのように見えてきますよね

そんなキセルガイにも危機が…

こんな素晴らしい生き物が日本には生息していて、オオギセルに関しては世界的に見ても非常に貴重な種類だと思います
そんなキセルガイたちですが、各地の山間部に生息していますが、日本のあちこちで絶滅が危惧されていますその理由の多くは人間の手によって森林伐採や道路工事、宅地開発などが原因です他にも様々な理由が絡んでいると思われますが各地で絶滅の危機に瀕しています
その地域に生息していた生物が一度絶滅してしまうともう二度と同じ生き物は生まれません

だからこそ、今生息している生き物を保全する必要があるのです

生物保全の問題は貝に限らず、すべての生き物で言えることであり保全する必要を今一度考え直す必要があると思います

ちなみに写真はナミコギセル Euphaedusa tau という種類です
全国的にみても幅広く棲息しているようで多産するような場所もあるようです

もしかすると皆さんの周りの公園などにもいるかもしれませんよ
ぜひ、皆さんもキセルガイを探してみてください!
貝を探していて、もしも分からない貝などがあれば採取した場所と殻の写真をお送りください
分かる範囲でお伝えできればと思います!

皆様からの貴重な情報をこちらでお待ちしております!

タイトルとURLをコピーしました